自社ローンは、いわゆる「ブラックリスト」状態でも通る可能性がある数少ないローン手段の一つです。一般的なオートローンでは、信用情報機関に登録された過去の金融事故歴(延滞・債務整理・自己破産など)をもとに審査されるため、ブラックの状態ではほぼ審査に通りません。
しかし自社ローンでは、信用情報機関を参照しない、もしくは重視しない独自の審査基準を採用している店舗が多く、「現在支払えるかどうか」を主な判断基準としています。そのため、過去に金融事故があっても、安定した収入や保証人の有無、生活環境などを総合的に評価して審査が行われるのが特徴です。
ただし、すべての販売店がブラック対応というわけではなく、店舗ごとに審査方針は異なります。また、ブラック状態でも通るからといって無理な契約をすると返済負担が大きくなる恐れもあるため、契約内容は慎重に確認することが重要です。