自社ローンでよくあるトラブルと回避する方法

自社ローンは柔軟な審査が魅力ですが、契約後にトラブルに発展するケースもあります。以下はよくあるトラブルと、その回避方法です。


1. 支払い総額が高すぎる
原因:金利0%をうたいつつ、手数料や諸費用が車両価格に上乗せされている。
回避策:契約前に「総支払額」と「車両本体価格」の内訳を必ず確認する。口頭ではなく書面で提示してもらう。


2. 所有権が店舗にあるまま売却できない
原因:所有権留保の契約により、ローン完済まで車を自由に処分できない。
回避策:契約書に「所有者」の名義が誰になっているかを確認。完済後の名義変更方法も事前に聞いておく。


3. 滞納時の車両引き上げやペナルティ
原因:支払い遅延により、事前通告なく車を回収された。
回避策:滞納時の対応について契約書に明記されているか確認。支払いが難しい場合は早めに販売店へ相談する。


4. アフターサービスが不十分
原因:整備不良や故障があっても対応してもらえない。
回避策:納車前の点検内容と保証範囲を確認。契約前に「整備付き」「保証あり」と明記された店舗を選ぶ。


5. 解約・返却時の費用トラブル
原因:途中解約や車の返却で高額な違約金や残債を請求される。
回避策:契約時に中途解約の条件や費用が明記されているかを必ず確認しておく。


自社ローンは便利な制度ですが、契約内容をよく理解せずに進めると不利な状況に陥ることもあります。書面での確認と、事前の質問・相談がトラブル回避のカギです。

タイトルとURLをコピーしました